いにしえの面影を残す
優しく懐かしい瀬戸内の城下町へ
高さ日本一の石垣に鎮座する天守や
島の暮らしを見守り続ける水軍の城。
町なかには、かつて城の堀だった
せせらぎが流れ、格式ある門構えの武家屋敷や
虫籠窓の町屋がたたずむ。
大工町、寺町などの地名にその成り立ちを残し、
いにしえの面影が色濃い瀬戸内の城下町。
どこか懐かしい風景を探しに
海を渡って出掛けよう。
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武家屋敷や
白壁のしょうゆ蔵に
脇坂時代の面影
龍野（兵庫県たつの市）
江戸初期に信濃飯田から転封した藩主が築城し、しょうゆ製造を奨励し発展した龍野では、今でも白壁まぶしい土塀や小道の町並みに風情を感じる。
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勇壮な山城の麓
歴代藩主らが刻んだ
繁栄の証しに出合う
高梁（岡山県高梁市）
鎌倉時代に築城され、江戸初期に藩主により修築された備中松山城の下には、武家屋敷や枯山水庭園のほか、基督教会など数々の歴史遺産がある。
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天然の堀に守られた
風格ある城跡や
寺町に往時をしのぶ
徳島（徳島県徳島市）
徳島市街の中洲にあった徳島城は、今は石垣、堀、表御殿庭園を残すのみだが、巨大な堀の役目を果たした河川と山麓の寺町が城下町の名残りを残す。
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石の美城の麓
街道の上陸地に
昔日の繁栄の名残
丸亀（香川県丸亀市）
日本一の高さを誇る石垣の丸亀城は、江戸時代に流行した金毘羅参りの旅人たちが通った丸亀街道に点在する道標、丁石、石灯篭を今も見守る。
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海の覇権を握った
海賊衆の隆盛訪ね
島々を巡る
因島（広島県）能島（愛媛県）来島（愛媛県）
しまなみ海道沿いには、日本最大の海賊村上水軍の本拠地が点在し、戦国大名を凌ぎ瀬戸内の覇権を握った往時の隆盛を訪ねることができる。
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美しい天守を仰ぎ
南国に根付いた
伊達家の足跡をたどる
宇和島（愛媛県宇和島市）
伊達政宗の長男が初代藩主として入封後、２代藩主により大改修されたこの城塞からは、明治維新まで続く宇和島伊達家の隆盛を見ることができる。
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戦国の古城を拠点に
時代の流れに沿って
武家屋敷から大時計へ
安芸（高知県安芸市）
土佐の豪族安芸氏の居城、安芸城から安芸平野を一望。江戸時代に整備された町割りの武家屋敷や明治時代の野良時計が当時の面影を教えてくれる。
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観光冊子は、本州四国連絡高速道路の各ＳＡ、ＰＡのインフォメーションで入手できます。
