一般財団法人 本州四国連絡高速道路協会

インフラの奥深い魅力をさぐろう

海峡をまたぐ世界最大級のつり橋、
城壁のようにそそり立つダム。
人々の安全・安心で快適な暮らしを支えるインフラは、

その造られた 背景や役割を知れば知るほど、
奥深い魅力に満ちています。
瀬戸内のインフラが見た風景を探す旅へ、
出掛けませんか。

遠登志橋

銅山と麓の往来を支えた鋼製アーチ橋

愛知県新居浜市
明治時代の急速な近代化とともに採掘が進み発展した別子銅山。従業員とその家族約5000人の居住区と麓を結ぶ生活道に架けられた橋は、今は登山者やハイカーの散策道となっています。

豊捻池堰堤

地域の水がめとして大地を潤し続ける5連式アーチダム

香川県観音寺市
ヨーロッパの古城を思わせる威容は、古くから続いた水不足を解消した近代式ため池を支える堰堤です。地域に豊かな稔りをもたらし、訪れる観光客に憩いの空間を提供しています。

デレイケの堰堤

うだつが残るまちを土砂災害からまもる明治生まれの堰堤

徳島県美馬市
阿波藍で栄えたまちを土石流から守るためオランダ人土木技師の指導により人力で造られた階段状の堰堤。石積みの技術は130年たった今も、山里に安心を届けています。

旧津山扇形機関車庫

鉄道の要衝で燃料や水を補給した蒸気機関車の整備基地

岡山県津山市
かつて鉄道輸送の主役だった蒸気機関車やディーゼル機関車が放射状に居並ぶ扇形車庫。鉄道史や鉄道の仕組みも学べる津山まなびの鉄道館は、鉄道ファンが集うスポットです。

名古屋沈下橋

”川と共に生きる”人々の暮らしが生んだ欄干のない橋

高知県仁淀川
仁淀ブルーで知られる仁淀川に架かる沈下橋。氾濫時に水中に沈むことを想定して造られた床版だけの素朴な橋から、自然にあらがわず生きてきた流域の文化を伺い知ることができます。

明石海峡大橋

交通の利便性を高め水不足を解消した世界最大級のつり橋

兵庫県神戸市、淡路市
最新技術を結集して完成した明石海峡大橋。その巨大なインフラの橋桁の下には、人々の安全・安心な暮らしを支えるための知られざるインフラが設置されているのです。

大洲雨水貯留池

浸水被害を防ぎ市民の生活を守る球場下の巨大構造物

広島県広島市
100万人都市が熱狂する地元プロ野球球団のスタジアム。その地下には、10年に一度レベルの豪雨浸水被害を想定した大きな雨水貯留施設が建設され、市民を災害から守っています。

観光冊子は、本州四国連絡高速道路の各SA、PAのインフォメーションで入手できます。

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